ホーム  »  Blog  »  冷たいものがしみるときは、何が原因?

Blog

冷たいものがしみるときは、何が原因?

2016年08月02日

冷たいものを口に含んだ時にズキッと痛むことはありませんか?
歯の表面はエナメル質で覆われており、その内側に象牙質、中心部に歯髄がある仕組みになっています。
結論からいうと、冷たいものがしみるのは象牙質が露出することにより起きる症状です。
では、象牙質が露出するとはどういうことなのでしょうか。

虫歯

原因として最も考えられるのは虫歯です。
虫歯は細菌が歯を溶かしてしまう病気です。

虫歯をそのままにしておくと歯の表面のエナメル質→象牙質→歯髄へと細菌が広がっていきます。
冷たいものがしみるのは象牙質まで細菌が広がり露出している段階です。
熱いものがしみるようになってくると更に進行している可能性が高いです。

放置するとどんどん進行してしまうので、歯科医院での治療が必要になります。

知覚過敏

知覚過敏も象牙質が露出してしまうことでしみてくる症状です。
普段は痛みはなく、細菌性ではありません。
象牙質には知覚があり、何らかの刺激が加わることで症状が出てきます。
歯に小さなヒビが入ったり、歯茎が下がって歯の根元が出てしまったことが原因と言われています。

寝ている間に知らずのうちに歯ぎしりを激しくしていると歯にヒビが入ったり、すり減ることで象牙質がむき出しの状態になる場合があります。
それは、咬み合わせが悪いという原因が考えられます。

また歯の根元はエナメル質が薄いので、外からの刺激に弱いです。
強いブラッシングにより歯の根元を減らしてしまっているのも可能性のひとつとしてあります。
すると冷たいものを口に含んだ時に、エナメル質を通り越し象牙質まで届き刺激につながるのです。

知覚過敏に関しては、自身での対処法があります。
知覚過敏用の歯磨き粉があるので試してみてもいいかもしれません。
歯科医院で薬を塗るなどの処置もできます。
また、上に述べたように咬み合わせの改善が必要になることがあります。

歯周病

歯周病はほとんどの場合自覚症状が無く、自身では気付くことが少ないです。
しかし、歯周病が進むと骨が溶けていき歯茎が次第に下がっていきます。
すると象牙質が露出し、冷たいものがしみることがあります。
症状がでてきたことが最終段階ではなく、更に進行すると歯がぐらついてきて、最終的に失ってしまう恐ろしい病気です。
定期的な歯科検診と口内を清潔に保つことが歯周病の予防策になります。

いかがでしたか?冷たいものがしみる例をあげましたが、どれも歯科医院での治療が必要です。
冷たいものがしみるという自覚症状が出てくるということは危険信号です。
放置せずできるだけ早く歯科医院へ行くことをお勧めします。