親知らずの抜歯

抜くべき親知らず

親知らずは、智歯(ちし)とも言い、ものごころがついた後に生えてくる奥歯のことです。
日本人は顎が小さいので、生えきらなかったり横に生えてきたりして、歯ブラシが届きにくく虫歯や歯周病を引き起こしてしまいがちです。
これが、親知らずは抜いたほうがいいという所以です。

抜くべき親知らず

  • 生えきっていない
  • 痛みがある
  • 虫歯になっている
  • 斜めに生えている
  • 磨きにくい

当院の抜歯治療の特徴

レーザー使用による無痛かつ衛生的な麻酔

当院では麻酔時にレーザーを使用しています。
レーザーを当てることで、麻酔注射の痛みを無くす無痛作用、さらに周辺を滅菌・消毒するので衛生的な治療が可能になる滅菌作用があります。他にも歯肉・粘膜の治りをよくする治癒促進作用などがあります。

テルプラグ(コラーゲン玉)で安全で予後の良い治療を

抜歯後、歯茎はごっそり組織を失うため、ぽっかりと穴が開いたようになります。
お口の状態によっては歯茎がくぼんだ状態で治ってしまう方もいます。
また抜歯後に起きるトラブルとして、「ドライソケット」があります。ドライソケットとは、抜歯した穴が血餅(赤黒いゼリー状の血液の塊)によって覆われず、かさぶたができないため骨の部分がむき出しになってしまい、激しい痛みを引き起こすことをいいます。

当院ではそのようなトラブルを避けるために、テルプラグというコラーゲン玉を抜歯窩に詰め傷を塞ぎます。こうすることでコラーゲンが歯茎や骨の再生を促進し、また食べ物などが入り込むのを防ぎ、腫れや痛み、出血などを防ぎます。安全で衛生的に治癒させることが可能です。

症例紹介

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F&Q

  • 親知らずは抜かなくてもいいですか?
    親知らずが生えていても、痛みがない・歯茎が腫れていないなど不快な症状がない場合は、様子を見る場合があります。また、上下の親知らずがしっかり噛み合っている場合も抜歯せずに残すことがあります。
  • 親知らずを抜く必要があるのはどんなときですか?
    親知らずは一番奥の歯なので歯磨きがしづらく、痛みや腫れがすでにある場合は虫歯や歯周病になっている可能性が高いため、抜歯をおすすめすることもあります。
    また、親知らずはまっすぐ生えてこないケースも多く、歯並びや噛み合わせに悪影響を与えている場合は抜歯を提案しています。
  • 親知らずの抜歯は痛いですか?
    親知らずの抜歯は麻酔を使用しますので、手術中は痛みを感じません。また、当クリニックでは麻酔注射時にレーザーを使用しており、麻酔時の痛みも軽減し、滅菌作用も期待できます。
    ただし、麻酔が切れると痛みや不快感が生じることがありますので、処方する鎮痛剤をお飲みください。痛みの程度は個人差がありますが、鎮痛剤で治まり、数日間で解消する場合がほとんどです。
  • 親知らずの抜歯は時間がかかりますか?
    親知らずの位置や状態で抜歯にかかる時間は異なりますが、まっすぐに生えているなど複雑でない場合、30分~1時間ほどで処置は終わります。
  • 抜歯後の回復期間はどのくらいですか??
    一般的に最初の数日間は痛みや不快感があるため、鎮痛剤を服用して安静にしていただくのが望ましいでしょう。傷口が完全に治癒するのは2週間から1ヶ月ほどです。
  • 抜歯後も通院が必要ですか?
    抜歯後は、経過観察のために通院をご案内しています。
    歯肉の痛みや腫れの有無を確認し、合併症や感染症を引き起こしていないかをチェックします。
  • 親知らずを抜くと顔が変わるって本当ですか?
    親知らずを抜歯すると奥歯がなくなりますので、歯を支えていた周囲の骨も痩せていきます。
    そのため、エラが張っていた方の場合、下あごの親知らずを抜くと小顔になることがあります。また、上あごの親知らずを抜くと頬骨周辺がスッキリ見えるようになる場合があります。
    ただし、必ず小顔効果があるとは言えないため、美容目的での親知らずの抜歯はおすすめしていません。
  • 親知らずを抜く費用を教えてください。
    親知らずの抜歯は保険適用ですが、術前の検査代、抜歯後の痛み止めや抗菌薬などのお薬代が別途必要です。詳しくは事前にお伝えいたします。