
恵比寿ガーデンプレイス内(YGPタワー4階)のタカラデンタルクリニックでは、レーザー治療と表面麻酔を組み合わせた痛みに配慮した虫歯治療を行っています。歯を削る量を最小限に抑えながら、精度の高い治療で歯の寿命を守ることを大切にしています。「痛いから怖い」「歯医者が苦手」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
当院の虫歯治療における特徴
レーザーと表面麻酔で痛みを極力抑えた治療

当院では、治療に先立ち表面麻酔を塗布することで注射時の痛みをやわらげています。さらに、NdYAGレーザー・エルビウムYAGレーザーを用いたレーザー照射により、麻酔注射そのものが不要なケースもあります。麻酔液を体温と同じ温度に温め、刺入時の痛みをほとんど感じない細さ0.26mmの注射針を使用しています。電動注射器で一定の速度・圧力で薬液を注入することで、痛みを最小限に抑えた麻酔を行っています。
歯科治療への恐怖心は、多くの場合「注射が怖い」「痛かった記憶がある」という経験から生まれます。当院では、こうした不安をお持ちの方にも安心して治療を受けていただけるよう、痛みに配慮した治療環境を整えています。
最小限の歯質削除で歯を守る
虫歯治療において、健康な歯質をなるべく削らないことは、歯の長期的な健康を守るうえで非常に重要です。当院ではエルビウムYAGレーザーを活用し、虫歯に侵された部分だけをピンポイントで除去することができます。従来のドリルによる治療と比較して、健全な歯質へのダメージを抑えた治療が可能です。
また、高倍率ルーペを使用した精密な視野のもとで治療を行っており、必要に応じてマイクロスコープも活用しています。肉眼では見えにくい細部まで確認しながら治療を進めることで、取り残しや過剰な削除を防ぎます。
MTAセメントによる神経を残す治療
虫歯が深くなると、歯の神経(歯髄)に達するケースがあります。従来であれば神経を抜く(根管治療を行う)判断がされることもありましたが、当院ではMTAセメントを用いた覆髄処置(ふくずいしょち)によって、可能な限り神経を残す治療を行っています。
神経を残すことで、歯はそのものの感覚や生命力を保ち続けることができます。歯の神経は「虫歯の進行を感知するセンサー」でもあるため、できる限り保存することが歯の長期的な健康につながります。すべての症例に適用できるわけではありませんが、神経を残せる可能性がある場合は積極的にご提案しています。
高倍率ルーペ・マイクロスコープで精度の高い診療

虫歯治療の精度は、術者がどれだけ正確に患部を把握できるかにかかっています。当院では通常の治療において高倍率ルーペを使用しており、症例によってはマイクロスコープを用いた拡大視野での治療を行っています。
肉眼による治療では見落とされがちな初期虫歯や、歯と歯の間の虫歯なども精密に確認することが可能です。精度の高い診断と治療により、削る量を抑え、再治療のリスクを低減することをめざしています。
注射器・器具が見えない配慮で安心の診療環境
治療への恐怖心が高まる原因のひとつに、「器具が見える」というものがあります。当院では、注射器や治療器具ができる限り患者さまの視界に入らないよう、器具の配置や医師の動線を工夫しています。
また、治療内容は大型モニターを使って視覚的にご説明しており、「何をされているかわからない」という不安も軽減しています。患者さまに治療内容を丁寧にお伝えしながら、リラックスして治療を受けていただける環境づくりに取り組んでいます。
虫歯とは

虫歯(齲蝕:うしょく)は、口腔内の細菌が糖分を分解して産生する酸が歯の硬組織(エナメル質・象牙質・セメント質)を溶かすことで生じる疾患です。進行すると歯の神経(歯髄)にまで達し、強い痛みや歯根周囲への感染を引き起こすことがあります。初期段階では自覚症状がないことが多く、定期的な検診で早期発見することが重要です。
虫歯の発生には、「歯の質」「細菌」「糖分」「時間」という4つの要素が関わっています。これらが重なった時に虫歯が進行するため、毎日の歯磨きや食生活の見直し、定期的なプロフェッショナルクリーニング(PMTC)などの予防が大切です。
虫歯の進行段階

C0(初期脱灰):エナメル質がわずかに溶け始めた段階。自覚症状はなく、フッ素塗布などで再石灰化が期待できます。歯を削る治療は必要ありません。
C1(エナメル質の虫歯):エナメル質に限局した虫歯。痛みはほぼなく、小さな範囲を削って樹脂(コンポジットレジン)で詰める治療が一般的です。
C2(象牙質の虫歯):エナメル質を超えて象牙質まで進行した段階。冷たいものがしみるなどの症状が出始めます。削って詰め物・被せ物で治療します。
C3(歯髄に達した虫歯):神経にまで到達した状態。強い痛みが生じることがあります。根管治療(神経の治療)が必要になるケースが多く、治療後に被せ物を装着します。
C4(歯根だけ残った状態):歯冠部分がほぼ崩壊した状態。抜歯が必要になることもありますが、当院では可能な限り歯を保存する方針で治療にあたります。
虫歯治療の流れ

まず問診・口腔内診査を行い、レントゲン・必要に応じてCT撮影を実施します。虫歯の範囲・深さ・神経への影響を確認したうえで治療計画をご提示します。
治療では、表面麻酔・電動注射器・レーザーを活用した麻酔処置を行い、できる限り痛みを抑えながら虫歯部分を除去します。除去後は虫歯の大きさや位置に応じて、コンポジットレジン充填・詰め物(インレー)・被せ物(クラウン)などで歯を修復します。
MTAセメントを用いた神経保存が適応できる症例では、覆髄処置を行ってから修復します。神経に達していると判断した場合は、根管治療へ移行します。治療終了後は定期的なクリーニングと検診で再発を防ぎます。
治療に使用する主な素材
| 素材 | 特徴 | 保険適用 |
|---|---|---|
| コンポジットレジン(CR) | 歯に近い色で審美性が高い。小〜中程度の虫歯に使用 | 保険・自費あり |
| ハイブリッドセラミック | 樹脂とセラミックの混合素材。耐久性と審美性のバランスが良い | 自費 |
| e.maxセラミック | 透明感があり審美性に優れる。強度も高い | 自費 |
| ジルコニア | 非常に硬く耐久性に優れる。奥歯にも対応 | 自費 |
| 保険内金属(パラジウム合金) | 保険適用で費用を抑えられる | 保険 |
よくある質問
虫歯の治療は痛いですか?
当院では表面麻酔・電動注射器・レーザーを活用し、痛みをできる限り抑えた治療を行っています。歯科治療への不安が強い方も、事前にご相談いただければ対応いたします。
虫歯を放置するとどうなりますか?
虫歯は自然に治ることはなく、放置すると神経にまで進行して強い痛みが出たり、最終的には抜歯が必要になることがあります。早期発見・早期治療が大切です。
神経を抜かずに治療できますか?
虫歯の深さによっては、MTAセメントを使用した神経保存療法が適応できるケースがあります。すべての症例に対応できるわけではありませんが、可能な限り神経を残す方向で治療をご提案しています。
治療後に詰め物や被せ物が取れてしまいました。どうすればよいですか?
そのままにしておくと虫歯が再発するリスクがあります。お早めにご連絡・ご来院ください。取れた詰め物や被せ物はお持ちいただくと参考になることがあります。
自費のセラミックと保険の白い歯はどう違いますか?
保険適用のコンポジットレジンやCAD/CAMインレーは費用を抑えられますが、長期的な色調安定性や強度の面ではセラミックが優れています。ご自身のご希望や予算に合わせてご相談ください。
