
タカラデンタルクリニックでは、レーザー照射・根管内オゾン洗浄・メタシールによる精密根管充填を組み合わせた根管治療を行っています。歯の神経や血管が通る「根管」内の感染を取り除き、歯をできる限り保存することをめざした治療です。恵比寿エリアで根管治療にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当院の根管治療における特徴
根管内レーザー照射による高い殺菌効果
根管治療における最大の課題のひとつが、根管内の感染源を確実に除去することです。根管は非常に細く複雑な形状をしており、器具だけでは届きにくい部分が生じることがあります。当院では、NdYAGレーザー・エルビウムYAGレーザーを用いた根管内レーザー照射を行い、器具だけでは取り除きにくい細菌や感染組織にも高い殺菌効果を発揮しています。
アメリカレーザー歯学会認定医の資格を持つ院長が担当するため、適切な照射条件・技術のもとで安全に治療を行えます。再感染のリスクを低減するうえで、レーザーを活用した根管治療は有効な手段のひとつです。
オゾン洗浄で感染源を徹底除去

当院では根管内洗浄にオゾン水を活用しています。オゾンは高い酸化力を持ち、細菌・ウイルス・真菌などに対して強い殺菌作用を発揮します。薬液だけでは届きにくい部位にも浸透しやすく、根管全体の洗浄・殺菌に有効です。
根管治療の成否は、いかに感染源を残さないかにかかっています。十分な根管拡大を行ったうえで、オゾン洗浄とレーザー照射を組み合わせることで、より徹底した感染除去をめざしています。こうした丁寧なステップを積み重ねることが、治療後の長期的な安定につながります。
メタシールによる精密根管充填
感染を除去した後は、根管内を緊密に封鎖する「根管充填」が必要です。充填が不十分だと空気や細菌が入り込み、再感染を引き起こすリスクがあります。当院では生体親和性に優れたシーラー「メタシール」を用いた精密な根管充填を行っており、根管内の緊密な封鎖をめざしています。
根管充填材料の選択は、治療の長期的な予後に影響します。当院では材料の性能と精度にこだわり、再治療が必要になるリスクを低減することを意識して治療を行っています。根管充填後は、歯冠部の適切な修復処置と組み合わせることで、歯の機能回復と長期安定をめざします。
ラバーダム・ニッケルチタンファイルの活用

根管治療において、根管内への唾液や細菌の侵入を防ぐために「ラバーダム防湿」が有効です。当院では症例に応じてラバーダムを使用し、清潔な術野を確保したうえで治療を行っています。口腔内を乾燥した状態に保つことで、治療中の再感染を防ぐ効果が期待できます。
また、根管形成にはニッケルチタンファイル(NiTiファイル)を症例に応じて使用しています。従来のステンレスファイルと比較して弾性が高く、湾曲した根管にも沿いやすい素材のため、根管内を均一に拡大しやすいという特徴があります。根管の形状を崩さずに清掃することで、充填の精度向上にもつながります。
マイクロスコープを用いた精密診療

根管は非常に細く、肉眼での確認には限界があります。当院では症例に応じてマイクロスコープを使用し、拡大視野のもとで根管内の状態を精密に確認しながら治療を進めています。細根管・石灰化した根管・根管口の見落とし防止など、マイクロスコープが治療精度の向上に貢献します。
また、歯根端切除術(根管の先端に膿の袋ができた場合などに行う外科的処置)にも対応しており、通常の根管治療で対応が難しいケースにも幅広く対応可能です。外科処置にもレーザーを活用しており、低侵襲な治癒をめざします。
根管治療とは

根管治療(歯内療法)とは、歯の内部にある「根管」という細い管の中に存在する歯髄(神経・血管・リンパ管からなる組織)や、感染した組織を除去・消毒し、根管内を清潔な状態に整えて封鎖する治療です。
虫歯が深く進行して歯髄に到達すると、歯髄が炎症・壊死を起こします。そのままにしておくと根管を通じて顎の骨にまで感染が広がり、重篤な症状を引き起こすことがあります。根管治療は、歯そのものを保存するために行う重要な治療であり、抜歯を回避するための最後の砦とも言える処置です。
根管治療が必要になる主なケース

虫歯が神経(歯髄)にまで達している場合、歯髄が炎症を起こして強い痛みがある場合、歯根の先端に膿の袋(根尖病巣)ができている場合、以前に根管治療を行ったが再感染を起こしている場合(感染根管治療・再根管治療)、外傷により歯髄が壊死した場合などが主な対象となります。
自覚症状がなくても、定期検診のレントゲンで根尖病巣が発見されることがあります。早期発見・早期治療が、歯の保存可能性を高めることにつながります。
根管治療の流れ

まず問診・レントゲン・CT撮影を行い、根管の形状・感染の範囲・周囲骨の状態を把握します。症例によってはラバーダムを装着したうえで、根管内の神経・感染組織を専用ファイルで除去します。その後、オゾン洗浄・レーザー照射で根管内を殺菌・洗浄し、メタシールを用いて根管充填を行います。治療後は歯冠部の修復(詰め物・被せ物)を行います。
根管治療は1〜数回の通院が必要です。感染の程度・根管の複雑さ・再根管治療かどうかによって治療回数は異なります。治療のたびに仮封(仮の蓋)を行い、次回来院まで感染を防ぎます。
根管治療後の修復について
根管治療を終えた歯は、歯質が大きく失われていることが多く、そのままでは破折リスクが高い状態です。治療後は適切な被せ物(クラウン)で補強することが重要です。当院ではe.max・ジルコニアなどのセラミック素材にも対応しており、審美性と耐久性を兼ね備えた修復が可能です。
被せ物をするまでの間は、硬いものを噛まないようにするなどの注意が必要です。治療後の修復まで含めて一貫して対応しますので、わからないことがあればお気軽にご相談ください。
よくある質問
根管治療は何回くらいかかりますか?
症例の難易度によって異なりますが、一般的には1〜数回の通院が目安です。感染が広範囲に及んでいる場合や根管の形状が複雑な場合は、より多くの回数が必要になることがあります。
根管治療中・治療後に痛みはありますか?
治療中は麻酔を使用するため痛みを感じにくい状態で行います。治療後に数日間、鈍痛や違和感が生じる場合がありますが、多くは徐々に落ち着きます。痛みが強い場合や長く続く場合はご連絡ください。
一度根管治療した歯が再び痛くなりました。再治療できますか?
対応可能です。感染根管治療では、以前の充填材を除去して再度感染源を取り除く処置を行います。当院ではオゾン洗浄・レーザー照射・マイクロスコープを活用した再根管治療を行っています。
根管治療後はどのような被せ物になりますか?
保険適用の素材から、e.max・ジルコニアなどのセラミック素材まで対応しています。歯の位置・咬合状態・審美的なご希望に応じてご提案いたします。
歯根端切除術とはどのような処置ですか?
歯根の先端に感染が残っている場合に、外科的に歯根先端部を切除して感染組織を取り除く処置です。通常の根管治療で改善が難しい場合や、根管形態が複雑なケースに適応されます。当院でも対応しています。
