
タカラデンタルクリニックでは、知覚過敏(象牙質知覚過敏症)の原因を精密に評価し、フッ素塗布・薬剤コーティング・レーザー照射・補綴による修復など、症状と原因に応じた治療を提供しています。「冷たいものがしみる」「歯磨きのときに痛い」などのお悩みを抱えている方は、まずはご相談ください。知覚過敏は放置すると悪化することがありますので、早めの対応をお勧めします。
当院の知覚過敏治療における特徴
原因の精密評価と症状に応じた治療選択

知覚過敏の治療は「しみる」という症状に対して一律に対処するのではなく、原因を特定してから対応することが重要です。歯ぎしり・食いしばり・不適切なブラッシングによる歯頸部の欠損(くさび状欠損)・歯周病による歯根露出・酸蝕症・咬合過重など、原因は様々です。
当院では口腔内診査・噛み合わせ評価・レントゲンを組み合わせて原因を精密に把握し、症状の程度と原因に応じた治療法をご提案します。
フッ素塗布・薬剤コーティングによる保存的治療

軽度〜中等度の知覚過敏には、フッ素塗布や知覚過敏抑制剤(薬剤コーティング)による保存的な治療が有効です。象牙細管(歯の内部にある細管構造)をフッ素や薬剤で封鎖することで、外部刺激による症状を緩和します。
定期的なフッ素塗布とPMTC(プロフェッショナルクリーニング)を組み合わせることで、再発防止と口腔環境の改善も同時に行えます。
レーザー照射による知覚鈍麻

当院ではNdYAGレーザー・エルビウムYAGレーザーを用いた知覚過敏へのレーザー照射にも対応しています。レーザー照射は象牙細管の封鎖と神経の感受性の低下をもたらし、薬剤コーティングと比較して持続性の高い効果が期待できるとされています。アメリカレーザー歯学会認定医の院長が担当するため、安全・適切な照射条件で治療を行えます。
歯ぎしり・食いしばりへの対応も同時に行う

歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)は知覚過敏を悪化させる大きな要因のひとつです。ブラキシズムが関与している場合は、ナイトガード(マウスピース)の作製と噛み合わせの評価・改善を並行して行います。原因への対処なしに症状だけを抑えても、知覚過敏が再発・悪化しやすくなります。
補綴・ダイレクトボンディングによる修復

くさび状欠損(歯頸部のえぐれ)が原因の知覚過敏の場合は、欠損部をコンポジットレジン(ダイレクトボンディング)またはセラミックで修復することで症状を改善できます。補綴による修復は薬剤コーティングより持続性が高く、欠損部の進行も防ぐことができます。
知覚過敏とは

知覚過敏(象牙質知覚過敏症)とは、虫歯がないにもかかわらず、冷たいもの・熱いもの・甘いもの・歯ブラシの接触などの刺激に対して歯が鋭い痛み・しみる感覚を生じる状態です。
歯の構造として、外側のエナメル質が失われて内側の象牙質が露出すると、象牙質にある象牙細管を通じて刺激が歯髄(神経)に伝わりやすくなります。この象牙細管への刺激伝達が知覚過敏の主なメカニズムです。
知覚過敏の主な原因

歯ぎしり・食いしばりによる咬耗、過度な力を入れたブラッシングや硬い歯ブラシの使用によるくさび状欠損・エナメル質の摩耗、歯周病の進行による歯根露出、酸性飲食物(炭酸・柑橘類・酢)の過剰摂取による酸蝕症、歯のホワイトニング後の一時的な過敏などが主な原因として挙げられます。
知覚過敏の治療法
| 治療法 | 内容 | 適応 |
|---|---|---|
| フッ素塗布・薬剤コーティング | 象牙細管を封鎖し刺激伝達を抑制 | 軽度〜中等度 |
| レーザー照射 | 象牙細管封鎖・神経感受性の低下 | 中等度〜重度 |
| ダイレクトボンディング | くさび状欠損の修復 | 欠損が大きい場合 |
| ナイトガード | 歯ぎしりによる悪化防止 | ブラキシズムを伴う場合 |
| 根管治療 | 症状が非常に強い場合の最終手段 | 重度・不可逆性歯髄炎 |
よくある質問
知覚過敏は自然に治りますか?
軽度の場合は生活習慣の改善(正しいブラッシング・酸性飲食物の控え)で症状が軽減することがありますが、原因が解消されなければ再発・悪化する可能性があります。早めの受診をお勧めします。
知覚過敏と虫歯の見分け方は?
知覚過敏は刺激を与えたときに鋭い痛みが生じ、刺激がなくなると痛みが治まる傾向があります。虫歯は持続的な鈍い痛みや、自発痛(何もしていなくても痛い)を伴うことがあります。自己判断は難しいため、しみる症状が続く場合は受診してください。
ホワイトニング後に知覚過敏が出ましたが、治りますか?
ホワイトニング後の一時的な知覚過敏は、多くの場合数日〜1週間程度で自然に落ち着きます。当院ではポリリン酸配合のホワイトニング薬剤を使用しており、歯へのダメージを抑えた施術を行っています。
知覚過敏に良い歯磨き粉はありますか?
硝酸カリウム・フッ化物配合の知覚過敏用歯磨き粉が有効とされています。ただし根本的な原因への対処が伴わなければ効果は限定的です。ブラッシング方法の見直しとあわせてご相談ください。
くさび状欠損は治せますか?
はい、ダイレクトボンディングまたはセラミックで修復することが可能です。欠損が大きい場合はセラミックが適している場合もあります。まずは状態の確認からご相談ください。
